トゥルー・クライム - 羅夢の映画放浪記

トゥルー・クライム

トゥルー・クライム 特別版
評価 ★★★☆☆

死刑執行まであと12時間…事件記者は男の無実を信じた。
サンフランシスコ湾に臨む町オークランドのサン・クエンティン刑務所。
フランク・ビーチャムは翌日の深夜0時1分、死刑に処される。

…6年前、19歳の白人で妊娠していたコンビニ店員を射殺した罪に問われて。
彼が黒人であり、また世論の反発が強く、無実を訴えても道は開かれなかったのだ。

その晩、当時事件を追っていた新聞記者ミシェルが事故で死亡し、急きょフランクの取材を任された先輩記者スティーブ・エベレットは、即座に無実の匂いを嗅ぎとり捜査を開始する。

製作・監督・主演はクリント・イーストウッド。
残された時間の中で繰り広げられるサスペンス・アクション。

翌日深夜0時に死刑執行が決められている囚人フランクの取材を急きょ任された新聞記者スティーヴ(クリント・イーストウッド)は、即座に彼が無実であることを察知し、捜査を開始する。

クリント・イーストウッド監督・主演による傑作サスペンス映画。

死刑執行まで12時間たらずというタイムリミットの緊張感の中、イーストウッド映画ならではのダークサイドなシチュエーションが至るところに点在されており、それらがすべからく映画的カタルシスへと昇華されていく快感といったらない。

一方、主人公とその家族のごたごた劇も巧みに挿入されているあたりも実にお見事。

全編を彩るジャズも効果的に画面を映えさせており、いわば映画を全身全霊で知りつくした男にしかなしえない、プロ中のプロによる映画ともいえよう。

この映画はクリント・イーストウッド主演、監督、制作した作品。
クリント・イーストウッドの描く世界って世の中の風刺とか、悪人が出てきても悪人になりきれていないキャラが出てくるとか、そんな特徴的な優しい作品が多い。

今回の作品は死刑執行まで12時間の黒人を無実と感じ救う作品。

またしても黒人。
なぜそんなに黒人と聞いたら目の敵にするのだろうか。
まぁ、民族差別はドコの国にもあるけどねぇ。

そんな人権問題も絡んでいる人の無実を証明出来るかどうかが見所。
死刑執行の時間も12時間という短い設定なので、かなりの緊張感があります。

ただ、冒頭でも言ったように、悪人が悪人になりきれていない所が気になる。
嫌な奴はとことん嫌な奴にしないと、逆に気になる。
完全悪を描かない、優しい作りがクリント・イーストウッド監督の良い所でもあるが、違和感を感じたので-★。

全体的には見ごたえあるから、興味があったらどうぞ。
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