ミリオンダラー・ベイビー - 羅夢の映画放浪記

ミリオンダラー・ベイビー

ミリオンダラー・ベイビー
評価 ★★★☆☆

トレーラー暮らしで育ったマギーのたったひとつの取り柄はボクシングの才能。
彼女は名トレーナーのフランキーに弟子入りを志願し、断られても何度もジムに足を運ぶ。
根負けしたフランキーは引き受け、彼の指導でマギーはめきめき上達。
試合で連破を重ね、ついに世界チャンピオンの座を狙えるほど成長。
しかし、思いもよらぬ悲劇が彼女を襲った。

2005年のアカデミー賞ほか数々の映画賞を受賞したクリント・イーストウッド監督主演作は、単なる女性ボクサーの物語ではない。
これはボクシングを通じて知り合ったマギーとフランキーの絆の物語。
マギーは亡くなった父の姿を、フランキーは疎遠になっている娘の姿をお互いに重ね合わせ、そこに「家族」を見いだしていく。
しかし、その絆が強固なものになればなるほど、後半マギーを襲う悪夢にフランキーは傷つく。
マギーを永遠に逃れられない苦しみから救い出したいけれど、それは神に背くこと。

イーストウッド監督はボクサーとトレーナーの関係を崇高な愛の物語にまで高めていく。
ひとりの女性ボクサーの人生が、死生観まで考えさせる映画になったのは、イーストウッドの監督としての志の高さだろう。
アカデミー賞では作品、監督に加え、ヒラリー・スワンクが主演女優賞、モーガン・フリーマンが助演男優賞を受賞。役者たちのパフォーマンスにも圧倒される傑作だ。

クリント・イーストウッド監督・主演、2005年アカデミー賞で作品賞やヒラリー・スワンクの主演女優賞ほか全4部門を受賞したヒューマンドラマ。
古びれたボクシングジムを経営する老トレーナーと彼を慕う女ボクサーの痛切な人生を描く。

この映画は クリント・イーストウッド監督、主演のボクシングを題材にした作品。
ボクシング映画と言えばやっぱり『ロッキー』を思い出すが、この映画はまた違った感じの感動を見せてくれる。
女性ボクサーを育てるという点も注目したい所。

クリント・イーストウッドの作品は独特な優しい作品が多い。
今回も前半はトレーナーと女ボクサーのお互いに違った感情、心情、家族等を重ね合わせていく、ほのぼのとした時にはピリリと辛いヒューマンドラマだったのだが、、、後半になるにつれ急にクリント・イーストウッドの伝えたいシュールでダークな内容が画面いっぱいに広がり、最後は後味の悪い結果がまってましたw

見終った後、ハッピーエンドの映画だったらなんでもいいのか?っと問いかける自分がいますが、こういう終わり方に納得しない、納得したくない自分もいます。

どっちがいいのかなんてハッキリした答えなんかないが、尊厳死というのを強く感じた作品でもある。
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