ドラゴンヘッド - 羅夢の映画放浪記

ドラゴンヘッド

ドラゴンヘッド
評価 ★★☆☆☆

修学旅行帰りの高校生テル(妻夫木聡)らを乗せた新幹線が、突如の事故でトンネルに閉じ込められる。

奇跡的に生き延びたテルは、密室内で狂気の行動に走るノブオ(山田孝之)の魔手から逃れ、同じく生き延びたアコ(SAYAKA)とともに地上へ脱出する。
しかし、そこで彼らが見たものは、世界崩壊後の地球の姿であった…。

望月峯太郎の同名カルト・コミックを『アナザヘブン』の飯田譲治監督のメガホンで映画化。

全編ウズベキスタンの広大な砂漠の下で撮影されており、シネマスコープ画面の中、ほこりまみれになりながら熱演する主演ふたりの姿が痛々しくも誇らしい。

藤木直人のニヒルな悪役も妙味だ。

VFXがち密ではあれ、どこか箱庭的で全体的な広がりに乏しい感があるのは残念。

望月峯太郎原作の同名コミックを『さよなら、クロ』の妻夫木聡、SAYAKA共演で描いたパニックアクション。
修学旅行からの帰路、突然の事故に巻き込まれ、トンネル内に閉じ込められたテルとアコとノブオの3人。そんな彼らを“謎の存在”が襲い始める。

この映画は望月峯太郎の『ドラゴンヘッド』という漫画を実写化した作品。
『ドラゴンヘッド』という漫画読んだ事ありますか?
かなり深い漫画で原作はかなり面白いですよ。
まぁ、絵が独特なので好き嫌いがあると思いますがw

そういえば、これTVで放映しそうになったという事を前の日記でも書いたと思うが、一向に放映されないので痺れをきらして借りてきましたw

「まってればその内やるよ」っと思ってる人、最近地震災害多いから多分放映されませんよ。
地震災害で困ってる人達からすれば不謹慎すぎるからね。
でも、こないだ日本沈没やってたけどなぁ・・・

突然だが、この場を借りて普及作業が無事進むのを祈ると同時に亡くなった人へ御冥福を祈ります。

話を戻すが、この作品の最大の深いテーマは大災害によって国民が暴走、パニックを起こさないように政府が独自に『恐怖』という感情をコントロールする実験を裏でしていたという事実が明らかになる事だ。
脳を手術したり、主に災害用の非常食の中にそういう薬が入っていたり、、、

しかし、暴徒化を防ぐどころか、現実は違っていた。

その物質を体に入れる事により、『恐怖』は無くなるが、その恐怖がない事により、人を殺して『恐怖』というものを、生きているという実感を取り戻す為に暴徒化するという悪循環がおこってしまった。

それに、耐え切れず自殺したり、薬(恐怖を無くす非常食)を沢山食べて、思考能力が低下した死をまつただのゾンビ状態になったり、脳を手術して感情を捨てたり・・・

その他諸々、大都市には色々な心情が渦巻くリアルな恐怖があるのだと警告されているような・・・
大災害が起きたら都市には近付くなって事なのかな?

まぁ、そういう災害後の細かな人間の描写が売りの作品なのに、、、

・・・期待はしていなかったが、予想通りの駄作になってしまっていたのが残念。
それにSAYAKAの大根役者ぶりには正直泣けてきます。(違う意味でw

元が深いテーマだけに、ただのB級災害パニックになってしまっている所と、『ドラゴンヘッド』の良さが全然出ていない所に加え、ただエグイ、グロいだけとか、、、数々のツッコミ所が満載な映画にガッカリです。

逆に、これを2時間で面白くしようとした『飯田譲治監督』の努力に拍手を送りたいw

オイラ的には、ネタとして見る分には(完全にネタ覚悟でみましたw)いいけど、本気で見る人にはあまりオススメできませんね。

最後に、アマゾンレビューに「3部作にしたほうが良かったのでは?・・・脱出編、暴徒編、東京編っと・・・」という意見を見た。

邦画の3部作はかなりの危険な香りがする大きな賭けだが、無理矢理つめて駄作を生むより、かなり良い案だと思った。

ちなみに最大の謎、富士山?が大爆発したのは自然におこった事なのか?富士山が核攻撃されて大爆発→大地震になったのか?政府が富士山でなんらかの実験をして失敗、噴火→大地震になったのか?の真相はいっさいないので、そこは想像におまかせって感じで漫画でも映画でも語られていません。
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