SHINOBI - 羅夢の映画放浪記

SHINOBI

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評価 ★★★☆☆

仲間由紀恵とオダギリ ジョーが、伊賀と甲賀という敵対関係にある「忍(しのび)」を演じる新感覚アクション。

原作は山田風太郎の「甲賀忍法帖」だが、本作は、その原作をコミック化した「バジリスク」の世界に近い。

17世紀初め、徳川家康の命によって戦うことを命じられた伊賀と甲賀。

それぞれから選ばれた5人の強者には、伊賀の朧、甲賀の弦之介もいたが、ふたりは愛を誓った仲だった。

対立する勢力同士の愛の物語は、『ロミオとジュリエット』を連想させ、殺し合わなければいけない宿命によって、その愛は壮絶を極める。

主演ふたりは、持ち前のスターのオーラを放ち、共演者も、女の色香を武器にする黒谷友香を筆頭に個性的。

忍たちが繰り出す術はバラエティ豊かで、変身や、鎌や剣の秘技、虫を操る術にはCGも駆使され、幻想的で妖しい空気が立ち上る。

崖に作られた忍の住処など背景も目を見張るのだが、術のオンパレードという展開は、やや単調。

もう少し、忍たちの内面に切り込んでいたら、物語に奥行きが出たはずだ。

オダギリ ジョーと仲間由紀恵が共演、山田風太郎の「甲賀忍法帖」をベースに描く時代劇アクション。
忍者の2大勢力を誇る伊賀と甲賀のそれぞれの跡取りであるふたり、朧と弦之介の禁じられた愛と運命を描く。

この映画は『バジリスク』という漫画を実写化した作品。
オイラはこの『バジリスク』という漫画全巻もっていたりするw
実写化と聞いて、「あぁ、多分やっちゃうんじゃないか」と心配していたのだが、なんとも言えない中途半端な作品になっていた。

この漫画の特徴はリアルじゃない忍者の術が魅力的。
そして個性豊かな愉快な仲間達。
それでいて残虐で過酷な描写に忍者の生き方、死に方、運命、絆等を明確に描写している所がこの漫画の特徴だ。

実写化した作品は、忍術とかはCGを使ってなんとか表現出来ていたものの、やはり短時間という事もあり、仲間達の個性豊かなキャラを紹介しきれていないように思える。

伊賀と甲賀の禁断の恋愛を背景に仲間達が上手く絡まれば最高の映画になったように思えるが・・・

まぁ、原作を壊さないように、時間いっぱいギリギリに表現しようとしている努力は画面に伝わるので、これはこれで別物として見れば楽しめるのではないでしょうか。

ただし、忍びとは暗殺軍団ですから、冷酷なのです。
ストーリー展開も決して気持ち良いものではなく、ハッピーエンドでもないのです。

それを踏まえた上で見た方がいいかも。
仲間も忍びとして、当たり前のように次々と普通に死んでいきますので、ハッピーエンドを期待している人にはオススメ出来ない。
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