誘う女 - 羅夢の映画放浪記

誘う女

誘う女
評価 ★★★☆☆

ニコール・キッドマンが優れた女優かどうか疑いを持つなら、1995年のこのとてつもなく巧妙な仕上がりのコメディを今すぐ観ることをおすすめする。

本作で、キッドマンはゴールデングローブ最優秀主演女優賞を受賞している。

監督のガス・ヴァン・サントが事実に基づいた諷刺をカミソリのように鋭い精度をもって用いる一方、キッドマンはバーバラ・ウォルターズやジェーン・ポーリー、ダイアン・ソイヤー、マリア・シュライバーをひとまとめにしたような女性になりたいと願う、ニューハンプシャーの小さな町に住む主婦スザン・ストーン役で、実に楽しい常軌を逸した演技をみせてくれる。

必ずやテレビメディアで成功するつもりの彼女は、自分にふさわしい注目を得るためなら何があっても立ち止まることはない。

たとえ、夫(マット・ディロン)が計画的に殺害されてもだ。

自分の目標達成のため、彼女は何人か地元の少年を雇い入れるが、その一人(キッドマンの優れた演技に引けをとらないホアキン・フェニックス)がスザンに夢中になってしまい、それがセクシュアルな冒険に発展、予想通りの厄介な結果を招く。

これはヴァン・サントの有能な手にかかった皮肉なコメディだが、タブロイド記事のリアリティとあまりにも似通っているが故に、現実にはありそうもない事のように思える。

そこには、より面白おかしい、ぞっとするような性質のユーモアがあるだけだ。

イリアナ・ダグラス、ジョージ・セガール、『ザインフェルド』出演のウェイン・ナイトが忘れ難い演技で脇を固め、特にブラックユーモアを好む向きにはうってつけの本作品を90年代の最高傑作の一つにしている

ニコール・キッドマン主演、実際に起きた事件を題材にした官能サスペンス。
スターになることだけを夢見るお天気キャスター、スーザン。
ある日、彼女は夢を叶えるためには夫が邪魔になると考え、男子高校生をそそのかし、夫を殺害させようと企てる。

この映画はニコール・キッドマンのエロティックサスペンス。
有名になる為なら殺しでも何でもする、すべてを利用するという、いわゆる悪女のお話で、実際の話を題材にしたらしい。

『奇跡体験!アンビリバボー』でよくお見かけする、アメリカでは良くありそうな事件ですなw

ストーリーはインタビュー形式で始まり、インタビューで終るという感じ。

映画というより、ドキュメントに近い作りなのでTV娯楽としては楽しめるが、深い作品かというとそうでもない。

儲かれば殺人者でも英雄にする、おまえたちの偏った思想はなんなんだという、TV業界や新聞、雑誌(芸能系)業界を風刺している作品でもある。

しかし、あんなにセクシーに誘われたら断れるだろうか不安でもある・・・
まぁ、殺人はさすがに断っておこうw
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