映画の世界を旅する風来坊日記。 
 
 

ミヨリの森

ミヨリの森
評価 ★★★☆☆

私はミヨリ。
この森の守り神、って言われても…。

不仲な両親の間で育ったミヨリ(11歳)。
そのせいか空想癖があり、いつも心を閉ざして他人との関係をずっと否定してきた意地っ張りな少女だった。
母は男をつくって家を出て行き、ミヨリを一人で育てることに不安を感じた父は、ミヨリを祖母の住む田舎に預ける。

祖母の家に着いた早々にミヨリは近くの森に散歩に出かける。
ミヨリは何もない森の中で強い孤独を感じていた。

しかしその森で数々の不思議な出来事に遭遇し、やがて森の精霊たちがミヨリの前に姿を現しだす。

精霊たちの姿は人間ではミヨリにしか見えず、しかもミヨリに森を守って欲しいと頼むのだった。
それはミヨリにとって何もない田舎のはずが不思議で驚きの毎日の始まりだったのだ。

ミヨリはそんな暮らしの中で少しずつ心を開いていく。
そしてこの森が自分を癒してくれている事に気付き、そして考え始める。
両親、友達、自分自身、そしてこの"森"のことを。

しかしこの森は近い将来、ダムの底に沈む運命にあった。
その事を知ったミヨリは友達や森の精霊たちとダム建設計画を阻止しようとある行動に出るのだった・・・。

たったひとりの少女が森を守る。
その、まっすぐな想い。
小田ひで次原作のコミックのアニメ化。
夏休み特別企画としてテレビ放送された。
スタッフはアニメ「時をかける少女」のコンビ。
美術を務めた山本二三が監督、脚本を務めた奥寺佐渡子が脚本を書く。
本作の見どころは、都会で育った女の子の心理描写を丹念につづっているところ。
最初はいやいや田舎で生活をはじめるのだけど、ゆっくりと閉ざしていた心を開いていく。
とげとげしい言動が、いつしかやわらかく変化していく展開は、原作の流れをうまくアニメーション化している。
緻密な心の揺れ方が見ごたえたっぷりだ。
じっくりと時間をかけて、丹念に心理を描いている分、テンポはややゆっくりとしているが、その温かい空気感を楽しむべき作品だろう。
奇怪な精霊や登場人物のキャラクターデザインは、いわゆる現代のアニメ的ではないぶん、好き嫌いがわかれるところだが、原作の独特な味を活かされている。

このアニメは小田ひで次原作のコミックをアニメ化した作品。
主人公の声優は『蒼井優』だが、どこか姿形が『蒼井優』に似ているような気がしたw(それで採用されたのかな?

まぁ、内容はというと・・・なんか雑?

前半のストーリーなんか、愛着が湧かないくらい主人公のトゲトゲしさに戸惑った程。
主人公の両親に必要とされていないと言う孤独感や心の壁を作って閉ざす現代っ子を表しているのだろうが、アニメの主人公としては胸くそが悪くなるくらいの態度でしたw

あと声優人がちょっとねぇ、、、紙芝居を見ているような・・・棒読みだし・・・いろんな意味で雑だと思った。

絵は独特な感じなので好き嫌いあるかもしれない。
オイラは主人公の女の子をかわいいと思った事は最後までなかったし。。。

コミックでは名作だったやつを、安っぽいアニメ化にしちゃて失敗した感じがする。
もう少し気合いを入れて作り込めばよかったのにね。
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