ソナチネ - 羅夢の映画放浪記

ソナチネ

ソナチネ
評価 ★★★☆☆

独自の映像センスと暴力描写で北野 武の名を世界に知らしめた監督第4作。
ヤクザ稼業に嫌気が差している北嶋組幹部の村川は、親分の依頼で助っ人として沖縄へ飛ぶことに。
村川の到着を機に抗争は激化し、舎弟たちはひとりまたひとりと殺されていく。

北野武監督作品第4弾!
嫌気が差していた北嶋組幹部の村川。
そんな彼が親分の依頼で中松組の助っ人として沖縄へ飛んだ。
しかし彼を待ちうけていたのは、敵対する阿南組の襲撃だった…。
ビートたけし、国舞亜矢、渡辺哲、勝村政信ほか出演。

組長から沖縄の中松組への加勢を頼まれ、村川(ビートたけし)は片桐(大杉漣)とケン(寺島進)を引き連れて現地へ赴いた。
しかし、東京から助っ人が来たということで、かえって抗争相手の組を刺激することになってしまい、抗争はますます激化。
かろうじて生き延びた村川らには、今度は殺し屋が送り込まれていく……。

ビートたけし=北野武がヤクザ同士の抗争から己の死生観を濃厚に描出していく監督第4作。
ただし、この後彼は交通事故で実際に死生をさまよう経験をし、今観直すとその後に彼が監督した作品群とはその色合いが異なるような感触も受けてならない。

1993年度キネマ旬報ベスト・テン第4位。
なお本作はイギリスで大反響を呼び、ヨーロッパで北野映画ブームを生むことになり“世界のキタノ”誕生のきっかけともなった。

この映画は北野武監督第4作目。
生死をテーマにしたバイオレンスなヤクザ映画。
病的な描写が多いのだが、どこか芸術を感じてしまう作品でもある。
バックミュージックも北野映画独特の世界観とマッチしていて素晴らしい。

いつ殺されるか分らない死という現実と常に隣り合わせの中、浜辺で子供のようにほのぼの遊ぶ姿は、表現出来ない程不思議な気分になる。

最後はいつもの北野監督ならではのシュールなオチ。

全体的に素晴らしい作品ではあるが、ちょっとオイラにはアクが強すぎた。
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