県庁の星 - 羅夢の映画放浪記

県庁の星

県庁の星 スタンダード・エディション
評価 ★★★★☆

織田裕二×柴咲コウ、2大スター初共演!
奇跡の改革エンタテインメント!

昇進だけが生きがいで、すべてマニュアルどおりにしか行動しないエリート公務員が、熱血漢へと変貌する。
この主人公は、織田裕二にとって新たなチャレンジになった。
とくに、派遣先のスーパーで、やることなすことが鼻につく前半が好演。
スーツをびしっと着こなし、プライドだけは高い嫌な男が意外なほどにハマっているのだ。
彼の指導を任される、年下のパート店員役、柴咲コウの、強気だが、どこか心に暗さを抱えたヒロインも適役で、ふたりの丁々発止のやりとりには、観る者を十分に共感させる化学反応がある。

県庁、スーパー、それぞれの裏事情も細かく描かれ、とくにスーパーの実情がおもしろい。
残り物の総菜で弁当を作り、売れないフライは二度揚げするなど、さまざまなネタがドラマに自然に盛り込まれ、笑いを誘うのだ。
一見、俳優の魅力やネタの楽しさばかりが目につくが、正攻法でツボを押さえた演出力があってこそのたまもの。
「踊る大捜査線」シリーズなどの織田裕二主演作に“引いて”しまった人にも、これはオススメしたい。

この映画は織田裕二と柴咲コウ共演のヒューマンドラマ。
県庁のエリートが大プロジェクトからはずされ、かわりの派遣先が廃れたスーパーの促進販売アドバイザーに指名されてしまう。
出世が生き甲斐の主人公にとって屈辱的な仕事。
腐りながらもエリートなりの知識を使いスーパーに貢献しようとするが、空回り。
周囲からも白い目で見られ孤立していく。
とくに、柴咲コウ演じる役との『水と油』のようなやりとりは見物です。
そして、徐々に卓上の上の仕事より、現場の仕事の魅力を感じ始めた主人公は心新たに仕事に取り組んでいくっという感じのストーリー。

県庁に限らず、庶民の為とか言って偽善ぶってるエリート連中は、結局自分の出世の為の口実に過ぎないという現実をブラックユーモアに交えてさらっと訴えている風刺的作品のようにも思えた。
もっと現場に足を運んで肌で感じれば、ぜんぜん違う現実がそこに広がっているという事を、頭の上だけで解決しようとしている連中どもに見せたい作品だw

世の中の為に、何かをしようとしている人はエリートになる努力をしないといけない、しかし、進んでる道はエリートコース、庶民の生き方とはまるで違うからわからないのは当たり前。
そんな人達が庶民の何をわかるのだろうか?っという矛盾はどうしても強くもってしまう。
国を守ろうと偉くなる努力する結果、いつの間にか欲望に負けてしまっている・・・

・・・ちょっと話がだいぶズレ過ぎてしまったが、この作品はそんなに難しい事考えなくても気軽に見れる娯楽作品なのでw
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