白い肌の異常な夜 - 羅夢の映画放浪記

白い肌の異常な夜

白い肌の異常な夜 [VHS]
評価 ★★★☆☆

【羅夢の感想 - ネタバレ有】

この映画は1971年に製作された『クリント・イーストウッド』主演のシュールなサスペンス作品。

南北戦争中に男子禁制の女学院に瀕死の兵士ジョン・マクバーニー伍長(クリント・イーストウッド)が辿り着く。

敵国の兵士だが、彼女達の手厚い看護によって命を取り留める。

ジョンは彼女達に感謝し、性目当ての兵士から守るボディーガードとして女学院に一時的にとどまる事に。

しかし、男に飢えている女達はジョンを自分のものにしようと色目を使いはじめる。

やがて、女性達の愛が嫉妬や恨みに変わり、欲望に飲み込まれていくジョンであった。

っという感じの女の愛憎劇を描いたストーリー。

もうね、女性ってコワイねっの一言に尽きますw

最初は色々な女性に告白されてバラ色の人生だな!なんて思ってたのもつかの間、自分の男にしようとするあまり、彼女達がとった行動は、階段から突き落としたり、逃げない様に足切断したり(階段から落ちた時の怪我で切断する程ではなかったように思えるが、果たして真相は?)、しまいには10歳の女の子に毒キノコまで盛られる始末。。。

最後、麻袋にくるまれ、全てなかった事にしようとする彼女達のシュールな会話がやけに脳裏に焼き付きますw

とくに、10歳の女の子が笑顔で皮肉ってるシーンなんか恐ろしすぎるし、後味悪すぎる。。。

なんだろ、このシュールなエンディングは、そしてオイラのこの虚しい気持ちは・・・

愛に飢えていた女性達が愛と言うものを手に入れるチャンスがくるものの、、、自分のものにならないなら殺してしまおうと利害が一致し、歪み合っていた女性達が一気に団結する描写は、、、女の友情ってコワすぎる、、、

いつの時代も女性は強しって事か。。。

すまない、なんだか興奮してネタバレの嵐になってしまったが、ネタバレついでにあらすじも載せておくので参考までにどうぞ。

ちなみに現在DVDにはなっていないようです。
見たい人はレンタルか中古ビデオ屋で探してみよう。

【あらすじ】

南北戦争末期、南部のある深い森の中にファンスワース女子学院があった。

戦火を避け自給自足の生活をおくる女たちは、院長のミス・マーサー(ジェラルディン・ペイジ)、教師のエドウィーナ(エリザベス・ハートマン)、キャロル(ジョー・アン・ハリス)、ドリス、ジャニー、亀の子をペットにしている10歳のエミー(パメリン・ファーディン)などであった。

ある日、きのこ採りに森の奥に入ったエミーは、血みどろで倒れている兵士を発見して悲鳴をあげた。
女たちは学院にその男をかつぎ込んだものの、兵士が敵方の北軍の軍服を着ているのに気づき困惑した。

しかし、傷ついた男を敵側に渡すこともできず、女たちは手当てをして看病を続け、南軍の巡視隊の目をうまくかわした。

間もなく生気を回復した兵士ジョン・マクバーニー伍長(クリント・イーストウッド)に、しかし女たちの欲望が渦巻き始めたのだ。

成熟した体を持て余すキャロル、精神的に傾斜するエドウィーナ、そして院長もマクバーニーに心惹かれた。

そして、彼女たちの嫉妬と憎しみが頂点に達した時、逆上したエドウィーナはマクバーニーを階段の上から突き落としてしまった。

その傷が化膿すると、院長は自ら指示してナイフとノコギリを持ち出し、彼の脚を切断してしまった。

麻酔から覚めたマクバーニーは、脚を切断したのは院長の嫉妬心からだと喚きたて、院長の近親相姦の秘密を知ると、それをたてにとって、学院の支配者はオレだとうそぶいた。

憎しみを抱いた院長たちは毒きのこで彼を殺害しようと思いついた。

マクバーニーに亀の子を殺されたエミーが毒きのこを採ってきた。

しかし夕食の時、マクバーニーの態度は一変し皆に無礼を謝り、学院を出て行くといって、好物のきのこ料理をうまそうに食べた。

その彼の手からフォークがポトリと落ちた。
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