ヘヴン - 羅夢の映画放浪記

ヘヴン

ヘヴン 特別版 [DVD]
評価 ★★★☆☆

キェシロフスキの遺稿脚本を『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァ監督が映画化。
イタリアを舞台に、夫を殺した男への復讐を誓う女と、その姿に恋してしまう若き刑務官の、愛してはいけない立場の男女が出会い、愛の世界へ逃避行していく姿を描く。

罪無き人々を殺してしまった女性と刑務官との愛の物語。
「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァ監督が、「トリコロール」の故クシシュトフ・キェシロフスキの遺稿を映画化。
出演はケイト・ブランシェット、ジョヴァンニ・リビージほか。

【羅夢の感想 - ネタバレ無】

この映画は2001年に製作された、復讐ラブストーリー。
麻薬を町に売り捌き、夫や生徒を死に追いやった麻薬の売人のボスに復讐しようと爆破テロを試みる英語教師フィリッパ(ケイト・ブランシェット)。
しかし、爆破計画は失敗、罪のない4人の市民を殺してしまった。
フィリッパは尋問中、復讐の失敗を知り失神してしまう。
そんな彼女を優しく抱きかかえたのは刑務官フィリッポ(ジョヴァンニ・リビージ)。
彼は彼女に一目で恋してしまい、彼女の心情を深く理解し復讐を手伝う計画をたてるのであった。

っという感じのストーリー。

非常に綺麗な映画で、ドロドロとした復讐の中にも、それを感じさせない気品漂う恋愛作品に仕上がっている。

決してテロを助長するわけではないが、警察に訴えているのに全然動いてくれない警察の態度で、自ら裁こうとする気持ちも分らなくはない。
っが、その結果無駄な死を生んでしまうのだが・・・

全体的な雰囲気は、復讐劇にしてはかなりもの静かなちょっと変わった映画でしたね。
ハリウッド作ならもっとドンパチ派手に仕上がっていただろうw

ただ、芸術作品チックに作ってあるので、2人の逃亡劇クライマックスはちょっと中途半端でモヤモヤさせる作りになっている。

逃亡?
自殺?

オイラ的にはお金をいっぱいもらっていたからどこかで暮らそうと計画しているのではないかっという見解ですw
まぁ、もしかしたら、あのあと警察の追撃で殺されたという可能性もありますがw

みなさんはどう解釈しましたか?

オイラ的に、ちょっと中途半端な終わり方に納得がいかなかったので、ちょい調べてみたら、この作品は元々3部作構成だったらしい、『天国』『地獄』『煉獄』という感じに。

ポーランドの映画監督クシシュトフ・キェシロフスキが1996年に急死してしまい、唯一完成していた脚本『天国』を『ヘヴン』として映画化したそうです。

ちなみに『地獄』篇は『美しき運命の傷痕』として2005年に映画化されているらしい。
だけど、『ヘヴン』の続きではないみたいだw

どういう事だろう?
続きと言う意味ではなく、テーマ別で描こうとしていたのだろうか?
それとも原作者が亡くなってしまったので、あえて別物として描いたのか?

んー、よくわかりませんねw
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