セルラー - 羅夢の映画放浪記

セルラー

セルラー [DVD]
評価 ★★★★☆

最近のアクションやサスペンス映画は、斬新なものを狙って、展開に凝りすぎるあまり、物語が破綻したり、スッキリ感が少なかったりする。
その不満を解消してくれるのが本作。
キム・ベイシンガー演じる高校の科学教師ジェシカが何者かに誘拐され、監禁された部屋にあった壊れかけの電話機で外部との接触を試みる。
唯一、つながったのが若者ライアンの携帯電話。
初めはイタズラ電話だと思っていた彼も、ジェシカの危機に気づき、監禁場所を探し始める。

命綱が見知らぬ相手のケータイだけという設定で、状況を好転、あるいは悪化させる脚本が見事。
バッテリー切れや圏外、混線など、身近なケータイ機能が事件を左右するという点も面白い。
そこに、軽い性格のライアンが正義の男へと変身していく様子や、ジェシカの科学知識が生きる反撃が絶妙に絡み、全編、緩みや無駄が一切感じられない。
事件を知る警察の動きもサイドストーリーとしてうまく機能している。
映画本来が与えるスリルや緊迫感の神髄を、本作は改めて教えてくれるはずだ。

突然拉致監禁された女性が、見知らぬ誰かに繋がった電話を頼りに脱出を試みるサスペンススリラー。
主演のキム・ベイシンガーとハリウッド注目の若手俳優、クリス・エバンスをはじめ、ジェイソン・ステイサム、ウィリアム・H・メイシーら個性派俳優が共演。

【羅夢の感想 - ネタバレ無】

この映画は2004年に製作され2005年2月26日公開された、キム・ベイシンガー主演のサスペンススリラー。

高校教師のジェシカ(キム・ベイシンガー)が何者かに拉致され監禁されてしまった。
監禁部屋にあった電話も外部と接触させない為にハンマーで壊された。

だが、ジェシカは犯人達の目を盗み、粉々になってしまった電話を分解、中の線を接触させ電話をかけようと試みるのであった。

すると、偶然にもライアンの携帯電話にかかり、最初は悪戯と疑っていた彼だが、ただならぬ雰囲気感じ、彼女を助けようと奔走する。

しかし、その電話は偶然繋がった回線、一度きれたら二度と繋がらない、彼女唯一の生命線でもあった。

この回線をきらずにライアンはジェシカ助けられるのであろうか?
そして、ジェシカは誰に何の目的の為に拉致られてしまったのだろうか?

っという感じの爽快感たっぷりのタイムクライシスアクションストーリー。

ちょっと強引な設定も多々あるのだが、ストレートな見やすい作品で、次に何が起こるのかワクワクしながら見る事が出来ます。

それに、携帯電話という縛りネタ、例えば『圏外の場所には行けない』とか『バッテリー切れ』によってバッテリー強盗や車電話搭載の車体を奪ったり等の回線を切らせない為の『周りには理解されない』ライアンだけの追い込まれた行動も面白い要素の一つでもある。

警察に取り合ってもらえなかったが、1人の刑事が事件の匂いに気付き、ライアンを追い掛けるというサブストーリーも良い。

深い作品ではないが、オイラ的にはオススメです。
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