第三の男 - 羅夢の映画放浪記

第三の男

第三の男 [DVD] FRT-005
評価 ★★★☆☆

米国の西部作家ホリイ・マーティンスは、旧友ハリー・ライムに呼ばれて、四国管理下にある戦後のウィーンにやって来たが、ハリーは自動車事故で死亡しまさにその葬式が行われていた。
マーティンスは墓場で英国のMPキャロウェー少佐と連れになり、ハリーが闇屋であったときかされたが、信ずる気になれなかった。
ハリーは生前女優のアンナと恋仲であったが、彼女と知り合ったマーティンスは、彼女に対する関心も手伝ってハリーの死の真相を探ろうと決意、ハリーの宿の門衛などに訊ねた結果、彼の死を目撃した男が三人いることをつきとめた。
そのうち二人はようやく判ったが、"第三の男だけはどうしても判明しないまま、マーティンスは何者かに脅かされはじめ、門衛も殺されてしまった。
一方アンナは偽の旅券を所持する廉でソ連MPに粒致されることになり、それとも知らずに彼女の家から出て来たマーティンスは、街の物蔭に死んだ筈のハリー・ライムをみつけた。

第二次世界大戦後、廃墟になったウィーン。
アメリカ人ホリーは親友ハリーに会いにウィーンを訪れ、間もなく親友の死を知る。
しかし、親友の死体を運んだという3人の男のうち、2人はわかったがどうしてもあと1人がはっきりしない。
親友の死に不審を抱いた彼は...。

ホリーの推理劇を通して、廃墟であったウィーンの暗黒の世界を浮き彫りにする。
故・淀川長治に「映画美術の算数」と言わしめたミステリーに満ちた映画。
また、映画のもつ芸術性と娯楽性が見事に融合した映画の教科書でもある。

特典として、淀川長治独特の語り口で解説した映像が挿入されている。
『市民ケーン』のオーソン・ウェルズは、悪役ハリーを存在感のある名演技で表現している。
アカデミー撮影賞、カンヌ映画祭グランプリを受賞した。

映画史に不動の地位を築いた傑作。親友の事故死に疑惑を持った作家が真相を調査していくうちに、事故現場にいた“第三の男”の存在を知る。
さらに調査を進める中、親友の恋人だった女性を愛し始めた作家の前にその男が姿を現す。

【羅夢の感想 - ネタバレ無】

この映画は1949年に制作されたサスペンスミステリー。

内容的には、仕事をもらいに友人を訪ねたのだが、何者かに殺されていた。
彼の死に疑問を抱いた主人公は事件の真相を探りはじめる。

っという感じのストーリー。

主人公の推理は的を得ているようで得ていないというカッコ悪い設定だが味がある。

題名通り、第三の男が真犯人なのだが、この犯人は時代の悪に飲まれていただけで、もしかしたら誰かに止めて欲しかったのかもしれない、、、かなり哀愁漂う推理サスペンスでした。
コメント
非公開コメント

トラックバック

http://ramus.blog36.fc2.com/tb.php/1647-2fdb3ffb