憑神 - 羅夢の映画放浪記

憑神

憑神 [DVD]
評価 ★★★☆☆

270万人動員ヒット作「鉄道員」から8年―「鉄道員」の浅田次郎×降旗康男コンビ復活!
スクリーンで観たい俳優ベスト1と映画ファンが支持する今、最も人気の俳優・妻夫木聡が主演!
この映画を観たらきっと、幸せになる勇気が湧いてくる!
全てのツイてない人に幸せ(ツキ)を呼ぶ、大型時代活劇。

神頼みのはずが、現れたのは三人の災いの神だった-。
時は幕末。
別所彦四郎は、下級武士とはいえ、代々将軍の影武者をつとめてきた由緒ある家柄の出。
幼いころより文武に優れ、秀才の誉れ高かった彦四郎だが、戦のない平和な世においては影武者の出番などあるはずもなく、毎日暇をもてあますばかり。
出世はもはや神頼みしかないと、すがる思いで祈ったお稲荷はなんと災いの神をよびよせるお稲荷様だった―。
どこか憎めなくも必殺の労災力を持つ、貧乏神・疫病神・死神の三人の神に取り憑かれる彦四郎。
人生のツキに見放され、不幸の神様にとりツカれ愛されてしまった男の運命は?

しがない下級武士の別所彦四郎。
幼い頃は文武に優れ、秀才の誉れ高かった彦四郎だが、ある事件をキッカケに婿養子に行った家から離縁され、兄の家に居候する身だった。
そんな彼はささやかな出世を祈って神頼みするが、よりによって祈ったお稲荷様が災いを呼び寄せるお稲荷様だったからサア大変!
まず真っ先に彦四郎のもとへ来たのは貧乏神だった。

まるで落語のようなユニークな物語を、情感あふれる映像で綴りあげた懐かしいタッチの作品。
今ドキの早いテンポの笑いに見慣れていると、そこまでスピーディではない分、“笑い”の要素は薄いが、手堅い演出とストーリーで最後まで飽きさせないで見せてくれる。
妻夫木聡の演技も素晴らしいが、思わずニヤニヤしてしまうのが“ちびまる子”役でおなじみの森迫永依演じる“おつや”。
童女の姿をしているが、実は1200歳の死神という設定で、まさにオトナを喰うような、時に艶っぽくも見える演技をしていて見逃せない。
他にも貧乏神役の西田敏行など、出演するキャラクター全員が本当に魅惑的。
そんな彼らの演技が、ユニークな話の裏側に見え隠れする、生きる目的を見つけることの大切さや人生の素晴らしさといったキチンとしたテーマを観ている私達の心にサラリと織り込んでいくのだ。

【羅夢の感想 - ネタバレ無】

この映画は2007年に製作された、任侠時代劇。

内容的には、運のない主人公が運気をあげる為に稲荷様にお祈りした。
しかし、その稲荷様は不幸を呼び寄せる稲荷様だった。

って感じのストーリー。

貧乏神や疫病神、死神に取り憑かれ、さらに不幸に落ちていく主人公。
その中で、自分の人生を見つめ直す、そんなハートフルな時代劇。

日本昔話でありそうなストーリーにどこか懐かしさを感じつつ、飽きさせない歯切れのいいテンポと、『妻夫木聡』の味のある演技が光る、そんな作品に仕上がりになっている。

実写版『ちびまる子ちゃん』の初代を演じた『森迫永依』の死神の演技もよかった。

まぁ、多少強引な部分もあったが、わかりやすい馴染みのある展開なので、それなりに楽しめます。
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