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駅馬車 - 羅夢の映画放浪記

駅馬車

駅馬車 [DVD]
評価 ★★★☆☆

1885年頃、アリゾナのトントから今のニューメキシコのローズバーグまでの路は、荒野を駅馬車で横切って、たっぷり2日を要した。
大男のくせに臆病な馭者バックのあやつる馬車が、今その旅程へ出発しようとしている。
ルシイ・マロリーは軍隊にいる夫の許へ行くため、身重の体でヴァージニアから来た若い妻である。
ウィスキー行商のピーコックはカンサスにいる妻子の許へ帰る途中だ。
呑んだくれの医師ブーンは、宿屋から叩きだされたので瓢然とこの車に乗込む。
自ら紳士を以て任じている大賭博師のハットフィールドは、淑女ルシイに心ひかれ、危険な道中を護衛しようと同乗する。
もう1人の女ダラスは、新開地を流れ歩く酒場女で、今日この町の矯風会のお婆さんたちから追立てられ、やむなくこの車に乗った。
この一行を護衛するのは警察部長カーリーで、彼は脱獄囚リンゴウ・キッドを捕える目的をも持っている。
途中はアパッチ族の反乱があって連絡の電信が切断されている。
次の駅までブランシャール中尉の率いる騎兵隊が送って行くことになった。

この年のニューヨーク批評家協会賞の監督賞も受賞している作品。
見事な人間ドラマに仕上がっている。
この後、フォードとウェインは次々とヒット作を生み西部劇ブームを巻き起こす

【羅夢の感想 - ネタバレ無】

この映画は、1939年に製作された、アメリカ西部劇作品。
西部劇映画のブーム火付け役となった作品でもある。

内容的には、電車がまだ普及していないときに活躍した駅馬車、今でいう長距離バスみたいな乗り物で移動する人達の様々なドラマを描いている物語。

乗ってる人の職業も違えば性格も違う、旅の理由も違う、そんな人々を乗せた駅馬車で、色々な事件がおき、協力し合って解決する、目的は違えど行き先は同じ、協力するのかしないのか、そんな珍道中ストーリー展開が見所です。

ザ・アメリカといった感じの映画でした。
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