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羅夢の映画放浪記
映画の世界を旅する風来坊日記。
あらしのよるに
あらしのよるに スタンダード・エディション

あらしのよるに スペシャル・エディション
評価 ★★★★★

ある嵐の夜、真っ暗闇の山小屋に逃げ込んだヤギのメイ。
そこへ同じように小屋に逃げ込んできた動物が。
会話をするうちに気があった2匹は、再会を約束して別れる。
ところが待ち合わせ場所にやってきたのは、本来はメイを食べるオオカミのガブだったのだ!

94年に出版された同名ロングセラー絵本(作・きむらゆういち、絵・あべ弘士)を、杉井ギザブロー監督が映画化。
本来ならば仲良くなりえないオオカミとヤギの間に生まれた奇跡の友情を描く。
ガブがメイを食べたいという当然ともいうべき葛藤を味わったり、2匹の友情を決して認めない互いの種族との対立など突くべきところを突いているのだ。

かなりテーマを直球勝負で見せたことで、子供にはわかりやすいだろう。
個人的にはもう少しマンガ映画の要素を強くしてほしかった感もあるが。

本来ならば「喰う者」と「喰われる者」という関係であるオオカミとヤギの間に生まれた奇跡の友情。
声優はオオカミのガブを中村獅童、ヤギのメイを成宮寛貴が担当。

この映画は絵本から生まれたアニメ作品。

ひさしぶりに良い作品に出会えました。
友情というテーマが色濃く表現されている作品で、水墨画のデザインもよかったなぁ。
ストーリーや画面構成は単純明快で分かりやすい程、分かりやすい作りになっている。

しかし、単純といってもテーマは奥深く表現されていて、一見子供向けの作品かと思いきや大人も一緒に楽しめるアニメだ。

この作品を見て、オイラ的には身分の違う男同士の友情とか絆とか、そういうテーマの印象が強いが、このアニメはいろんな観点から見れる作品でもある。

例えば、同性愛かもしれない。

そして、どこか女性らしいフェミニズム漂う羊のメイは男性であるという断定した場面が出てこなかった。

っということは女で当てはめてもまた面白い。
禁断の恋だったり不倫とかね。

この作品は色々な人の現状によって見方が変わる、そんな面白い作りのアニメではないでしょうか。
言い換えれば、今の現状をそのまま写す鏡のような作品。

そういえば、この作品を見ていた夜の外は大雨だったなぁ。
あらしのよるに『あらしのよるに』という作品に出会えてよかった。

ちなみに、表紙が『スタンダード・エディション』と『スペシャル・エディション』で違っており、どっちを載せるか迷ったので両方載せることにしましたw
この記事に対するコメント

これ、じぃがすすめてたやつかな?
【2007/05/25 12:09】 URL | きほっち #nPi6n2lk [ 編集]


そうそう、じぃが絵本面白いよって言ってたやつで、TV初上映の時みましたぁ。
【2007/05/26 02:31】 URL | ラム #SFo5/nok [ 編集]


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