その男、凶暴につき - 羅夢の映画放浪記

その男、凶暴につき

その男、凶暴につき
評価 ★★★☆☆

もともと深作欣二監督、ビートたけし主演の企画だったがスケジュールがあわず、「それならたけしがやればいいだろう」という深作監督の一声で実現した。

主人公は、手荒な捜査で組織からはずれた一匹狼の刑事、我妻諒介役にビートたけし。
彼が追っているのは、親友を殺し、仲間を傷つけ、妹を襲った麻薬犯罪組織だ。
彼は単身組織に向かっていくが、犯罪には彼の妹も関係していた。

これまでの日本映画によくある刑事とやくざな妹というパターンではあるが、例えば冒頭の少年たちの浮浪者狩り、刑事たちのロングショット、追いつめた犯人を笑いながら殴りつける刑事など、これまでにない演出と映像が新鮮。

単なる異業種からの監督進出とは一味違った資質を示している。

しかし、脚本を現場で書き替えてしまう北野監督の即興的演出は脚本家との確執を生み、以後、脚本も北野自身が書くことになった。
妹役の川上麻衣子の悲しげなたたずまいが印象的である。

第11回ヨコハマ映画祭監督賞を受賞した北野武監督のアクション・ドラマを低価格で再発売。
狂暴な一匹狼の刑事が、麻薬犯罪組織相手に戦う姿を描く。

麻薬密売事件に巻き込まれた中年刑事の姿を描いた、北野武監督、主演で贈るバイオレンスドラマ。
白竜、芦川まこと、川上麻衣子ほか出演。

この映画は北野武監督の第1作。

武独特の雰囲気は初期の頃からかもし出しているのですな。
ストーリーも演技もすごいシュールで静かに映画の中に沈みこんでいける、そんな作品です。

しかし、独特の雰囲気はいいのだけど、多少構成が見にくく、見ている人達を置いていく感がある。
どこの場面の事なんだろう?どこに今いるのだろう?っと終始迷子になってしまう事がある。

これから色々作品を出すのだが、そういった迷子になる作品も多い。

好き嫌いが激しい映画なので、自身はどっちなのか一度見てから判断してみてはいかがでしょうか。
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