ストーカー - 羅夢の映画放浪記

ストーカー

ストーカー
評価 ★★★☆☆

あなたの事を、あなたより知っている人がいる・・・
ロビン・ウィリアムズが新境地をひらいた、傑作サイコ・ムービー

大型スーパーの片隅にあるDPEショップに勤める孤独な男サイ・パリッシュ。
彼は常連客である若い母親ニーナ・ヨーキンとその9歳の息子ジェイクに思い入れを持ち、彼らが現像に出す幸せな家族の写真に固執していた。
愛し合う両親と愛されている子供。
“サイおじさん”としてその完璧な家族の一員になりたいと願う彼の妄執は次第にエスカレートし、ヨーキン一家を恐怖に陥れる……。

『ストーカー』は『タクシードライバー』より洗練されていると思われるが、戦りつ的という点でもまったくひけを取らない。
マーティン・スコセッシ監督の名作と同様に、引き込まれるような性格描写は思いやりをもって細部に及んでいるため、不幸な主人公、サイ・パリッシュ(ロビン・ウィリアムズ)が次第に狂気じみていくにもかかわらず、観る人は思わず同情を覚えてしまう。
サイはスーパーの写真カウンターでネガを1枚1枚丁寧に仕上げる熟練した店員であるが、顧客が持ち込む写真、特に裕福で一見幸せそうなニーナ(コニー・ニールセン)とウィル(ミシェル・ヴァルタン)のヨーキン家の写真によって、危険な妄想に駆り立てられていく。
ヨーキン家のスナップ写真には、孤独で心に傷を負っているサイには望むべくもない幸せに満ちた生活が写し出されており、いつしか自分もその家族の一員になりたいという思いが深まっていく。
やがて写真からウィルの不倫を知ったサイは怒り駆られ、豹変していくのである。
ロビン・ウィリアムズの演技は、初期の作品で見られた自己陶酔的で大げさな感傷性から完璧に脱却し、マーク・ロマネクの監督・脚本により心理的インパクトが最大限に引き出された『ストーカー』を、傑作と呼ぶに相応しい作品に高めている。

この映画は『ロビン・ウィリアムズ』のサイコサスペンス。
題名の通り、気の良い写真現像のおじさんが、ストーカーに変貌していくストーリー。
ストーカーを正当化するわけではないが、ちょいお節介の度がすぎている哀し気な良いおじさんと言った所か。
まぁ、ストーカー作品なので異質の気持ち悪さを持っているけどw
良い役が多い『ロビン・ウィリアムズ』のいつもの雰囲気とは違い、気持ち悪い雰囲気をもったストーカーおじさんの役は珍しいが、演技力は抜群でぐいぐいストーリー引き込まれていくのは凄い。
ストーリーは特に深くはないが、『ロビン・ウィリアムズ』の変わった役が見たい人はどうぞ。

最後に、『ロビン・ウィリアムズ』も随分おじいちゃんになってしまってますねぇ。
まだまだいろんな良い作品に出てほしいです。
がんばれー(オマエモナw
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