ファインディング ニモ
2007-12-26|アニメ
評価 ★★★★☆
オーストラリア、グレート・バリアリーフ。
イソギンチャクの新居に住むマーリンと妻のコーラルは、やがて孵化する400個の卵を守りながら幸福に浸っていた。
しかし突然、凶暴なバラクーダが彼らに襲いかかり、マーリンとたったひとつの卵だけが残された。
マーリンは生き残った子供に“ニモ”と名づけ「お前だけは何があっても守り抜く」と誓う。
ニモが6歳になった初登校の日。
同級生に度胸があることを証明するために、さんご礁の外に錨を下ろしたボートに触ってみようと、父の静止を振り切って泳いでいく。
得意気なニモだったが、現れたダイバーにさらわれてしまうのだった。
人間の世界にさらわれた魚は二度と海に戻れない・・・。
パニック状態のマーリンは、ボートを見たというドリーに出会う。
彼女はニモ探しを手伝うと申し出るが、極端に物忘れが激しいという致命的な欠点があった。
一度は協力を断ろうとするが、ドリーに人間の文字を解読する力があることが判明。
ニモの行方を追って、マーリンとドリーの旅が始まった・・・。
オーストラリア、グレート・バリアリーフを舞台にした魚たちの物語。
度胸があることを証明しようと外に出てしまったため、人間にさらわれてしまった息子ニモ。
彼を救い出すために父が仲間と共に旅をする様を描いた感動作!
第76回(2003年)アカデミー賞 長編アニメーション映画部門「作品賞」受賞作品。
楽しい海の世界が繰り広げられるピクサー製作の冒険アニメーション『ファインディング・ニモ』。
心配症のカクレクマノミ、マーリン(声:アルバート・ブルックス)の息子ニモがダイバーに捕まってしまった。
息子を探しに、大海―きめ細かい描写に脱帽―へと旅立つマーリン。
旅の途中で忘れっぽいナンヨウハギのドリー(エレン・デジェネレス)に出会い、助けられたり、足を引っ張られたり、その両方だったり。
サメ、深海に潜むアンコウ、毒クラゲの大群、ウミガメ、ペリカン、といったたくさんの海の生き物たちと出会い、絶叫マシンに乗っているかのようなスリル満点の―テーマパークのアトラクションよろしく10分とたたないうちに次のハラハラがやってくる、そんな珍道中を経てマーリンは心配症を克服していく。
ピクサーはこれまでも一連の作品(『トイ・ストーリー』、『バグズ・ライフ』、『トイストーリ-2』、『モンスター・インク』)でその芸術性をいかんなく発揮し、興業収入でも文句なしの大成功を収めている。
声の出演は他にウィレム・デフォー、ジェフリー・ラッシュ、アリソン・ジャニーら。
このアニメはピクサーが3Dで描いたクマノミの親子の物語。
時代背景を現代に設定し、リアルに表現している所はなんの違和感なくストーリーに入っていけます。
3D技術に関しては素晴らしいとしか言い様がない。
まるで、自分も海の中にいるような感覚に陥るほどだ。
そして、可愛いキャラの設定に対して、人間のエゴをさり気なく風評している所は子供の教育作品として、一緒に学べて大人も子供も気兼ねなく、楽しく見る事ができるのではないでしょうか。
まぁ、逆に、この作品のせいでクマノミがガンガン水槽の中に放り込まれたのは言うまでもないがw
クマノミブームに乗っかるために、悪質業者や海水魚販売の知識を持っていない業者が続出した程。
無理矢理飼育して販売する輩も多くなり、購入後数日で死んでしまうクマノミもいるそうです・・・
アニメを放映した事によって、人間のエゴが増大してしまったのでしょうかw
んー、オイラは大切に飼っている人も沢山いると思いますよ。
なんだか暗い話題になってしまったが最後に一言、このアニメって少しだけ泳げタイ焼きくんを連想してしまうのはオイラだけでしょうかw
- No Tag