ウインドトーカーズ - 羅夢の映画放浪記

ウインドトーカーズ

ウインドトーカーズ (ベストヒット・セレクション)
評価 ★★★☆☆

1943年、南太平洋ソロモン諸島ガダルカナル。
上官の戦死で小隊を指揮することになったエンダーズ伍長だったが、日本軍の猛攻の前に若い兵士たちを次々と失い、自らは負傷しながらも唯一の生き残りとして心と体に深い傷を負い帰還する。
復隊が認められたエンダーズに課せられた新たな任務は、“ウインドトーカーズ”と呼ばれたナバホ族の通信兵とペアを組んで護衛し、彼の戦場での安全を確保することだった。
しかし、真に必要とされたのは暗号の秘密の死守で、そのためにはいかなる犠牲を厭うなとの極秘指令も含まれていた……。

ジョン・ウー監督、ニコラス・ケイジ主演で贈る戦争ドラマ。
復隊したエンダーズに課せられた任務はナバホ族通信兵の護衛。
しかし真に必要とされたのは、暗号の秘密を死守することだった。

『フェイス/オフ』や『M:I-2』といった大ヒット作でハリウッドの敬意を得た香港アクション映画の大家ジョン・ウーが、独特のスタイルで第2次世界大戦を舞台にしたシリアスなアクション『ウインドトーカーズ』を作り上げた。
長らくないがしろにされてきたアメリカ先住民ナバホ族の暗号通信兵(コード・トーカー)の大戦への貢献を題材にしてる。
彼らが話すナバホの言葉を使った解読不可能な暗号が日本軍を破るために用いられた。
この作品はアメリカ先住民の英雄たちへの立派な賛辞となっている。
が、残念なことに、戦傷を受けた伍長(ニコラス・ケイジ)の話が平凡で重みを欠いてしまっている。
彼は暗号通信兵(『スモーク・シグナルズ』のアダム・ビーチ)を護衛する任務を課され、通信兵が日本軍に捕えられそうになった場合は殺すようにとの極秘指令を受けている。
その設定のお陰で得難い友情の複雑なドラマが成り立っているが、深みのない脇役キャラクターたちは、ほとんど感動的とも言える程くどくて絶え間ないアクションに耐えるハメになっている。
「ウインドトーカーズ」はウーのトレードマークである弾丸の舞踏をこれまで以上にたっぷりと見せた作品として観るのがベストだろう。

この映画はニコラス・ケイジ主演の戦争ドラマ。
まず言いたい事は、戦争アクションを作りたかったのか?アメリカの勇姿を描いたものなのか?と言う事。
アメリカ万歳作品になっていないのが唯一の救いだが、どっちかというとシリアスな戦争ドラマではなく、一つの事実を大きく広げたジョン・ウーならではの戦争アクションではないだろうか。
だとしたら、ニコラス・ケイジが主役では肉体アクションは似合わないし、不死身にも違和感がある。
配役が違えば娯楽作としては楽しめたかも知れない。
まぁ、途中でニコラス・ケイジのキャラが馴染んでくるので評価は普通にしたが、そのままキャラがふわふわしたまま終わったら評価は低く設定していました。
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