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羅夢の映画放浪記
映画の世界を旅する風来坊日記。
ティアーズ・オブ・ザ・サン
ティアーズ・オブ・ザ・サン コレクターズ・エディション
評価 ★★★☆☆

内戦下のナイジェリアで、米海軍特殊部隊シールズのウォーターズ大尉は、現地で医療活動を行っていた女医リーナの救出を命じられた。
だが大尉は軍の命令を無視してリーナのみならず、彼女と一緒にいた難民たちの救出をも決意。
そのため、国境まで歩いて逃げなければならなくなってしまう……。

信念に基づいて行動する大尉以下、シールズの隊員たちの姿を描いたもの。

あまりにも残虐な、人間とは思えぬ行為をとる反乱軍のやり口をじっくりと見せる演出は、自然と観客とウォーターズの視点を同一化させていく。

そのため、なぜウォーターズが軍の命令を破ってまで難民救出に出たか、その理由を声高には説明していないにもかかわらず、観客は彼の心境を想像することができるのだ。

ただ後半、ウォーターズの関心がリーナだけに向けられたような演出に変化してしまうのが、ちょっと残念。

ブルース・ウィリスとモニカ・ベルッチ共演よる戦争ドラマ。
任務成功確率100%を誇る米国海軍特殊部隊シールのウォーターズ大尉に内戦下のナイジェリアから、米国籍の女医の救出任務が下る。
大尉にとってはごくありふれた任務に思われたが…。

この映画はブルース・ウィリス主演の内戦戦争をテーマにした作品。
敵地に潜入して脱出するまでを描いた作品は良くある。
そんないつもと同じアメリカ万歳的な要素の作品かと思ったが、ちょい違う。
スカット爽快感というよりは、ナイジェリアの内戦の惨さをリアルに表現してあり、アメリカ兵も敵をどんちゃん倒すというよりは、脱出というテーマのみに専念した作品でもある。

最後のシーンも残酷だが、人のどんな命も粗末にしない為の命令違反する様は男気を感じた。

いつもの正義ぶった臭い戦争映画よりぜんぜん良いが、もうひと味欲しかった。
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